Rainy Memories

Rainy Memories

 


最初聞いてて、君とか僕とか出てこなくて人物像が特定されない歌詞だなあとか、失恋ソングなのかな、もしかして女性目線なのかな、冬のチョコレートのCMかなと思って聞いてたけど(限定すぎる)

 

 

 

 

 

 

ドラスタの特殊な職歴からアイドルを選ぶだけの大きな分岐点になる出来事

忘れたいけど忘れたくない思い出なんだろか、とか思って聴いちゃうよねこれは

 

 

 

 

 

 

後悔が昨日を変えるなんてできないさ

決意は明日を変えるためのものさ

痛みに思い出を奪わせたりしない

 


波紋に揺れる街灯はうつむいた瞳に

記憶と感情を 映し出しているように思えた

 


歌詞天才だなあ

 


記憶と思い出の違いは、思い出には感情が伴うこと。痛みという後悔や忘れたい過去に囚われて、大切と感じた自分の感情を、思い出ごと忘れてしまいたいわけじゃない。

 


突然現れて、冷たく体と心を濡らしていく雨。体温を奪われて寒くて悲しくて痛い。

記憶だけじゃ過去の出来事だけじゃつらいけど、そこにある思い出は大切で素敵で楽しいものなんだ、っていうそういう歌詞なのかなって思ったりした。

 


でも恵みをくれたものが痛みに変わっていくの、すごく残酷だと思った。つらい。

止まない雨がないんじゃなくて、雨が降っても生きていかなきゃいけない、そう言われてる気がした。

なんてつらい歌詞書くんだよう

 

 

 


Change to Chanceは同じように過去を後悔や痛みを抱えて生きろ前へすすめ、できる!やれる!みたいな強めのドラスタって歌詞なんだけどRainy Memoriesはそんなドラスタたちが急な雨に打たれて少しおセンチな気持ちになる時もあるよ、でもそれでも前を向いて歌おうって言ってくれてる歌なのかな。ドラスタと一緒ならたとえ止まない雨があったとしたって、生きていける気がするよね…。

輝ならにこにこして笑顔で歌って終わるっていう解釈がめちゃくちゃグッとくる。ありがとう仲村宗悟