Free! FS前編2回見たヲタクの感想
ネタバレあります⚠️
冒頭のビデオレター、あれ見てまずは可愛さに倒れそうになったけど、意味わからなくて涙出た。は??七瀬遙死んだの??なに???って
まあ、死んでなかったけど。なんか知らないシーン出てくると不安になるよね。わたし、何か見落としてた…??ここまで来たけど何か大事なもの落としてきてた…?って。
あれなんだろ。岩鳶のジャージ着てたし、部室だし。笹部コーチ相変わらずいいとこもってくよね。
まあ妥当なのは18歳の七瀬遙の誕生日に送るビデオレター。自分にとっての七瀬遙…を語ってるのがよくわかんないけど
もしや何かの手違いでお蔵入りになってて、20歳の七瀬遙に届いたりするんだろうか、、だとしたらきっと七瀬遙を救うのはやっぱり岩鳶のリレーメンバーで、松岡凛なんだな…
郁弥くん
めちゃくちゃ可愛いね。七瀬遙にとって、松岡凛と桐嶋郁弥の存在は競泳するにあたって無くてはならない存在。それがとても良く描かれてたし、凛と郁弥くんの会話シーン全部好き。
凛ちゃんとの傷の舐め合い可愛すぎるだろ。あと文化祭のくだり全部。
この2人、きっとお互いだけじゃそんなに会話しなかっただろうし、ここまで仲良く切磋琢磨しなかったでしょう…間に七瀬遙がいるから。
七瀬遙の泳ぎに魅せられた被害者の会の会員だもんね…
お互い大変だね…よしよし
でも2人とも七瀬遙の泳ぎによって救われてるから自分の足で未来を見据えて立つことができてる。プロになるって、きっと何年も先の未来を考えて自分が競泳するために必要な環境と資金を手に入れるため…
この先ずっと、ずっとずっと泳ぎ続けるため。
遙は凛に対して少しかっこつける節があって、凛も同様。でも遙は郁弥に対しては少し素直なとこがあって。郁弥はずっと遙に憧れてて。そうなると凛と郁弥が1番フラットなライバル関係なのかもしれないな…
遙の泳ぐ理由
七瀬遙はただ目先の目標、仲間のため、自分のためにひとつずつ泳いできたら、気がついたら、ここまできていた。今はアルベルトに勝つ、アルベルトに勝って自分が水の中で1番になること以外は考えられない。
天才だったから、泳ぐことがただ好きだったから。周りに言われて、色々悩んで。泳ぐ理由も考えさせられて。
ここまで七瀬遙を連れてきてしまったのは、わたしたちなんだろうか…重いヲタクはそう考えて泣いてしまった。すまんな、、、重くて
七瀬遙はDFで、「自分と仲間のために泳ぐ」ことを、泳ぐ理由として見つけた。
それは、今まで岩鳶でみんなと繋いだリレーがあったから。その先に見つけた理由。
でも回想シーンを見るからに、泳ぐ理由は?と問われた時、「水の中じゃ自分が1番だと思ってんだろ?」っていう凛のシーンがでてくる。
やっぱり遙は根底でほんとに深層心理レベルでは、水の中では自分が1番、水を1番感じられるのは自分、って思ってるんだね…。
水の中じゃハルちゃんが1番最強なんだよね
予選で生き生き泳いでたのは水を1番感じられていたから、かな
何かを捨てなければ強くなれない
松岡凛がプロになる、それには来年の世界大会で絶対に結果、メダルが欲しい。だからバッタに専念するという決意、そして郁弥も同様にブレ1本にしぼる。
凛と郁弥は泳ぎ続けるための選択肢のひとつとして、種目を選んだ。別に捨てたわけではなく、ただ泳ぎ続けるため、プロとして泳ぐための選択。
世界で一緒に遙とずっとずっとずっと泳ぎ続けるための選択。なんだけど遙はその前に「ひとりじゃないから泳げる」そう言ってる。
怖いんだね、ひとりが。
アルベルトと一緒に泳いだことないだろ?俺より水を感じられる存在がこの世にいるんだ。水を1番感じられるのは俺なんだ、俺のはずなんだ。でも違った。水を取られる。怖い、怖いよ。1人で泳げない、ひとりじゃ怖い。
でも20歳までに勝たないと、俺は一生あいつに勝てない。ただの人になったら勝てないんだ。
なんで、俺をひとりにするんだ。
不器用すぎないか~~~??
ひとりで泳ぐの怖いな、フリーお前たちと泳ぎたいってちゃんと言いなさい~~~!!!
でも裏を返せばたぶん、これは天才が故の思考なんだろうな。アルベルトは異次元の泳ぎって言われてるけどたぶん遙もそれ。
凛と郁弥は種目絞って、資金のこと、将来選手として生き残る術を自然に考えてるけど、たぶん天才はただ泳ぎたい。その気持ちでここまで来たし、これからもそれを求められて、それを許される。
そして、時間に囚われて焦ってるもんだから、そういうプロになるとか種目をしぼるなんて考えがまずハナからなかったと思うんだよな。当たり前のようにまた3人でフリー泳いでアルベルトと戦って世界に行く。ところがどっこい、びっくりしたんだよね~弱ってたとこ叩かれてちょっとひねくれちゃったんだよね~
凛も凛でな~、いっつもタイミング悪いんだよな~~~~😠
遙にとって1番のトラウマは松岡凛を傷つけてしまったこと。それも冬の岩鳶であの踏切で再会して泳いだことから始まった。
遙にとって凛は自分の1歩前を歩く光だ、って今日舞台挨拶で言ってたけど。
いや、1歩がでかいんだよ~~~~~急に目の前から居なくなるな凛~~~~!!!
遙お前の反応いちいち見てるだろ~~~!!気にしてんだよ~~!!!
あと遙もちゃんと話聞け~!!ちゃんと話せ!!一緒に世界で泳ぐってめちゃくちゃ色んな意味あるだろ!同じレーン繋いで泳いでも、隣のレーン泳ぐのも、同じ大会目指すのも全部一緒に世界で泳ぐだ~~~!!!!くそ~~~~(ヲタクはやるせない気持ちを消化できずに、のたうち回っている)
アルベルトと七瀬遙
アルベルトは死神。一緒に泳いだ人間の心を抉る。彼と泳いだ七瀬遙は心に見えない傷抱えてたし、疲弊していた。でもそれでも泳げたのはきっと後ろに、隣に仲間がいたから。
アルベルトが泳いでるのを下から見る遙。いつもなら遙の事を誰かが見てるのに。
大空を自由に飛び回る鳥と、鳥籠の中の鳥
人の心を抉る泳ぎと、人を魅了する泳ぎ
七瀬遙とアルベルトは表裏一体…?
シドニー大会の準決、遙がアルベルトに影響を受けている描写ばかりだったけど。たぶん遙からアルベルトに対しても何かしらの影響は与えている。だからアルベルトは決勝を棄権した。あれだけ仕事のために泳ぐと言っていたのに、それを放棄した。
最後のカットの鳥籠を見つめるアルベルト、瞳が少しだけ生き生きしてる気がするんだよな…生気があるというか…なんというか…
同種の生き物、なんだろうねやっぱ彼らは。
渚怜江の進路
渚くんは教師になって将来岩鳶の水泳部の顧問として帰ってくるって言い続けてたんだけど!
ここにきてそれは江ちゃんかもしれないというフラグがたった~!!!!
それはそれで良い~~!!!!
怜ちゃんは間違いなく橙鷹進学で。渚ももしかしたらそっちなのかな。それか真琴と同じ道を目指すのかもしれないし、いいね若者たち。君たちの未来は無限大だ~~~!!!
ESとまったく同じ構図で進路と夢を語る3年生と、それを見つめる後輩たち。
神がかった演出で、こうやって水泳部は繋がっていくんだな、ってまた泣いた。
あとチャッピー先輩と静流くん絡んで欲しかったからめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ良かった
あのシーンあと30分いける…鰹節に彫ってもらおうとする感性もどうかしてるけど、彫刻刀持ち運んでるハルちゃんもどうかしてる
日和と楓ちゃん
思いのほか金城が可愛すぎで楓ちゃん呼びになりました。ショタ楓ちゃんも可愛すぎでどうかしてる。
楓ちゃんはとにかく喪失を強さに変えたんだろうね。水泳を教えてくれたお兄ちゃん、そして一緒に泳ごうと思っていた日和。
失ったことが悲しくて辛くて。だから、何も期待せず、何も持たない。
それはひとりぼっちになってしまった後がつらいから、居なくなるくらいなら最初からいない方がいい。究極のさみしがり屋さんだね、楓ちゃん。
楓ちゃんと日和の話もっと深堀りして欲しいし全然足りません。人魚姫の話いつしたの。教えて。
応援してくれる奴いるだろ、とか遙の異変に誰よりも気づいてたし、楓ちゃんは実は貴澄に続く空気清浄機…???(貴澄のことはハイスピの空気清浄機と呼んでいます)
後編でもう少し補完あるのか、尺足りないならまた間の補完ノベライズ出してください。読みます。お願いします。
モンペの会
モンペたち。モンペの自覚が出てきたね。真琴宗介日和の三つ巴モンペの会。めちゃくちゃ楽しそうです。
郁弥のこと褒められてお礼言う日和は完全にモンペの素質ありますね。さすが。
ただ郁弥のモンペ多くない~?夏也先輩もいるし、旭もちょっと郁弥くんへの保護者目線もってるもんな~???
あと日和は勝負好きすぎ~!そして勝つとこがまた、もうひより~~~~(感情が迷子です)
あと宗介が真琴に「同じ体格のお前の体の使い方を聞きたい」的なやつ
もう宗介と真琴が喋ってるだけで嬉しいのに、お互いに認めあって高めあえる関係性!!!
映画館じゃなかったら拍手してました!!!映画館って拍手いいのかな??!!!(ダメです)
なんせ、凛と遙のモンペのくせして自分達ではどうにもできないから、とお互いに遙と凛を頼んだ、ってするモンペたちですよ。最高です。
今回は飲み会で別々で話すシーン。凛と真琴が話してるのもすごく好きなんだけど、真琴と凛もお互いに意識して認めあって、影響与えていた関係性なんだな、って思い知らされる。
そして真琴と宗介は凛と遙の心配もして…モンペレベル上げてどうするの…モンペの会もうおなかいっぱいよ…ありがとう…ありがとう…
あ~~~~Free!天才だな~~~~(力尽きた)